2018.12.01JAMP活動日記

JAMP活動日記(2018年11月)

わざわざプレスリリースとして公表するほどでもないことやプレスリリースで伝えられなかったことなど、日本資産運用基盤(JAMP)の毎月の活動を4コマでレポートします。

① 新メンバーの加入

11月頭に金融機関コンサルティング部の石尾を含む数名が新しく日本資産運用基盤に所属プロフェッショナルとして入社致しました。

AML/CFT(マネーロンダリング等)対応の専門家である石尾は、今年春に某地域銀行様の案件でAML/CFTに詳しい専門家にヒアリングをしていたJAMP代表の大原が、その専門知識や経験の深さに魅せられ、日本資産運用基盤に強く勧誘したのが入社のきっかけです。

来年のFATF対日相互審査を控え、金融業界ではAML/CFT対応への問題意識が更に高まっており、当社にもご相談が多く寄せられていますが、お客様の金融事業をサポートできるよう全力を尽くしてまいります。

② サポート行政書士法人との業務提携

11月16日(金)、当社「首都圏事業」におけるサポート行政書士法人との業務提携を発表致しました。

「国際金融都市・東京」構想が進められる東京では、新規事業者の事業立上げや運営を支援する金融ビジネスエコシステムが成熟していないため、専門人材や機能、システム等の事業リソースの確保がボトルネックとなっていることが懸念されています。

今回のサポート行政書士法人との業務提携においては、両社が持つ専門知識やノウハウを活用し、それぞれの顧客事業者に対して、金融事業者としての事業運営及びガバナンス体制の構築や事業計画の策定、事業準備、当局への登録や免許取得手続きなど、事業立上げ及び運営に必要な支援サービスをワンストップで提供することを目指しています。

今後も新規事業者の事業立上げや海外金融機関の参入がスムーズになるよう、新興投信委託会社の各種業務を総合的に外部受託する子会社(JAMP Fund Support(仮))を2019年初に設立するなど、連携するパートナー企業とともに、様々なソリューションを開発・提供してまいります。

③ 東京都カンファレンスでの登壇

11月21日(水)に東京都主催で開催されたTokyo Asset Management Forumで、当社代表の大原が登壇し、東京における金融ビジネスエコシステムの欠如に対する問題意識と当社の取組みについてお話させて頂きました。

終了後の懇談会では、官民問わず様々な方から、「このような会社を待っていた」等の力強い励ましのお言葉や具体的なご相談を頂き、改めて当社首都圏事業の意義と可能性の大きさを感じました。

現在東京都やJIAM(国際資産運用センター推進機構)が推進している「国際金融都市・東京」構想の実現に向け、金融ビジネスエコシステムが必要であり、当社もその構築・成熟化の一助を担えるよう、引き続き全力を尽くしたいと思います。

④ チームラボとの協業

11月22日(木)、当社「地方事業」におけるチームラボとの協業を発表致しました。

今回のチームラボとの取組みは、地域金融機関等の個人役務事業における様々な課題のうち、「顧客接点の最適化」に対し、適切な戦略策定やそれに基づくデジタルソリューション(ex 営業店施策やWeb・モバイルアプリケーション等)を共同で開発・提供することを目指すものです。 

既にこれまでも様々な金融機関や事業者に対し、チームラボと一緒にソリューション提案にまわっていますが、デジタルアートや優れたUI/UXを活かしたソリューション開発で実績のあるチームラボに対する関心の強さを肌で感じています。 

金融×デジタルアートという一見ユニークな切り口で、個人向け金融サービスの世界に新しい価値観を提供できるよう、積極的に色々な挑戦をしたいと思います。


日本資産運用基盤(JAMP)は、金融サービスに携わるすべての事業者やパートナー企業、専門人材にとっての、インフラとして、触媒として、日本の金融イノベーションを支える重要な役割を担ってまいります。