2019.08.01JAMP活動日記

JAMP活動日記(2019年7月)

わざわざプレスリリースとして公表するほどでもないことやプレスリリースで伝えられなかったことなど、日本資産運用基盤(JAMP)の毎月の活動を4コマでレポートします。

① 総合型ファンドアドミサービスの発表

投資信託事業への参入を目指す新興/外資系の資産運用会社向けに、日本初の「総合型ファンドアドミニストレーションサービス」を提供することを発表させて頂きました。

本サービスはみずほ信託銀行と業務提携し、同行の投資信託事務受任リソースを活用することで、資産運用会社にとって負担が重かった投資信託事業のミドル・バックオフィス業務を安価かつ効率的にアウトソースして頂くことが可能となります。

また、事業運営に係るミドル・バックオフィス業務のみならず、事業立上げ時の金融商品取引業の登録申請から事業運営におけるコンプライアンス業務の外部受託等も総合的に含んでおり、本サービスを利用する資産運用会社は専門人材の確保やシステムの構築・保守等の負担を気にすることなく、自社の強みとする投資運用や営業・顧客サポート、サービス開発等に注力頂くことができます。

加えて、本サービスは、フィーベースへの事業モデル転換を企図するIFA事業者にとって、事業成長の新たな可能性を提供する事業プラットフォームとなり得るものであり、既に多くのIFA事業者様からご利用希望のお問合わせを頂いています。

② 資産運用会社創業セミナーへの登壇

東京都が7月28日に開催した「目指せ!独立系資産運用会社」という創業支援セミナーで、JAMP代表の大原が登壇し、資産運用会社の立上げから事業開始、成長の各段階における諸課題やそれらに対する東京都及びJAMPのサポートについてお話をさせて頂きました。

このセミナーは新たな新興運用会社の設立を活性化することを目指す「国際金融都市・東京」構想の取組みの一環であり、自ら資産運用会社を立ち上げたいというビジョンを持つ主に金融機関勤務のプロフェッショナル向けに開催されたものです。

定員50名の枠に対して応募開始1週間弱でその枠を大幅に上回る100名以上の応募が殺到し、残念ながら途中で応募〆切を余儀なくされるほどに人気の企画となり、当日も会場はほぼ満席で熱気に満ち溢れていました。

資産運用会社をはじめとする金融機関の立上げや経営は決して簡単ではありませんが、情報やノウハウの共有を行なうことで、より多くの金融プロフェッショナルが自ら想い描く良質のサービス開発・提供に挑戦できるビジネスエコシステムの構築を目指し、当社もその一助を担えるよう頑張りたいと思います。

③ 金融事業立上げ相談会/少人数セミナー

7月28日に東京都主催で開催した資産運用会社創業セミナーが満員御礼となり、応募者の多くが残念ながら出席できなかったこともあり、JAMP主催でも今後定期的に10-20名前後の少人数セミナーや個別相談会を開催させて頂くことにいたしました。

少人数セミナーは、東京都主催のセミナーと比べて時間は1時間半とコンパクトであるものの、資産運用会社立上げに向けた東京都のサポートや東京国際金融機構の取組み等をそれぞれのご担当の方からお話頂いたり、既存の和製ヘッジファンドの経営者の方に立上げや経営の体験談をお話頂くなど、充実した内容になるよう企画をしています。

A) 少人数セミナーは、2か月に1回程度のペースで開催を予定しており、年内は9月12日(木)と11月12日(火)を予定しています。ご希望の方はこちらの応募フォームからお申込みください。

B) 個別無料相談会は、毎週火曜日の夕方以降に1スロット1時間で開催させて頂いております。資産運用会社だけでなく、クラウドファンディング会社等の他の金融事業の立上げ・運営支援のご相談も承っています。ご希望の方はこちらの応募フォームからお申込みください。

④ JAMP PR担当者の参画

日本資産運用基盤グループのPR担当者として、そして8人目のメンバーとして、黒崎美穂が7月からJAMPに参画しました。

今回の総合型ファンドアドミニストレーションサービスの発表もあり、様々な金融専門メディアで取り上げて頂いたり、金融機関からサービス利用やアライアンスのお問合わせを多く頂くなど、JAMPの事業やサービスに対する認知度が高まりつつあることを感じる嬉しい状況になっています。

一方、これまではPRやブランディング戦略の策定や実行が片手間になっていたことは否めず、「JAMPって何の会社?」「人材派遣やってるの?」「ファンドアドミがやりたかったんだね」など、私たちの問題意識やビジョン・ミッションが正確に理解されていないという対外コミュニケーションの課題を強く感じています。

FinTech協会のPR担当でもあるPRコンサルタント・黒崎の参画により、先月の活動レポートでお伝えした株式会社EI社と連携したブランディング戦略の再構築と並行し、JAMPのビジョン・ミッションや取組み等に関するコミュニケーションの水準を向上させることを目指しています。


日本資産運用基盤(JAMP)は、金融サービスに携わるすべての事業者やパートナー企業、専門人材にとっての、インフラとして、触媒として、日本の金融イノベーションを支える重要な役割を担ってまいります。