2020.05.01JAMP活動日記

JAMP活動日記(2020年4月)

わざわざプレスリリースとして公表するほどでもないことやプレスリリースで伝えられなかったことなど、日本資産運用基盤(JAMP)の毎月の活動を4コマでレポートします。

① HITとの業務提携

弊社子会社のJAMPフィナンシャル・ソリューションズは、新興・海外運用会社等に対して、事業運営に必要なITインフラの提供及び保守・運用から、RPAソリューションや情報セキュリティ対策等、各種ITソリューション提供まで、その事業立ち上げや運営を総合的かつ効率的にサポートするため、株式会社ヒューマンインタラクティブテクノロジー(代表取締役:川端富士夫 、以下「HIT」)と業務提携することを発表しました。

実はHIT社は、日本資産運用基盤が2018年5月に創業した当初から、ITインフラの構築や初期HP作成、クラウドベースの事業基盤の提供等、弊社の事業立上げや運営をお手伝い頂いていたパートナーでした。

弊社自身も新興金融事業者として、高度なガバナンスや情報セキュリティを求められる金融事業の立ち上げの難しさやそこでの専門家のサポートの重要性を実感している経験から、同様のソリューションを新興・海外運用会社等に提供したいと考え、今回の提携に至りました。

②  地銀向けOCIO事業の立ち上げ

日本資産運用基盤の第3の事業領域として、地域銀行等の自己資金運用事業向けのOCIO(Outsourcing Chief Investment Officer)サービス事業を新しく立ち上げました。

投資運用領域の高度専門人材が首都圏に偏在している等の問題を背景に、地域銀行は余資による有価証券運用等に多くの課題を抱えています。このような状況に対し、日本資産運用基盤が中立的な立場から、主にリスク管理や政策アセットミックスの策定、投資運用状況のモニタリング等、上流工程の事業運営のサポートを行なうことを目指しています。

マーサー・インベストメント・ソリューションズの代表取締役社長として同社OCIO事業を率いた大塚文彦を日本資産運用基盤のOCIO事業責任者として迎え、今年度は本格的に地域銀行向けソリューション提供を進めてまいります。

③ 創業メンバー向け新株予約権発行

創業から3期目を迎えるこのタイミングで、これまでに日本資産運用基盤グループに参画している創業メンバーに対し、J-KISS型新株予約権を発行しました。

今年夏以降に予定している外部資金調達に際し、これまでリスクをとって参画してくれた創業メンバーにしっかりとインセンティブを付与するとともに、より高品質なソリューションをお客様に提供するために、コミットメントを高める効果を企図しています。

「創業間もない」と表現する時期は過ぎ去りつつありますが、今後もこれまでの想いやスピード感を忘れず、日本資産運用基盤としての付加価値をソリューションとして提供できるよう努めてまいります。

(おまけ)FinGATE Terrace誕生

日本資産運用基盤が入居しているのは萱場町・兜町の金融スタートアップ向けオフィススペース・FinGATE BASEですが、FinGATEシリーズの第4弾となるFinGATE Terraceが今月誕生しました。

残念ながらコロナショックを受けた外出自粛要請でまだ閑散としていますが、既に多くの金融スタートアップがテナントとして入居しているということです。

「国際金融都市・東京」構想のおかげで金融街である茅場町・兜町界隈も段々と盛り上がってきているように感じています。

日本資産運用基盤(JAMP)は、金融サービスに携わるすべての事業者やパートナー企業、専門人材にとっての、インフラとして、触媒として、日本の金融イノベーションを支える重要な役割を担ってまいります。