日本資産運用基盤とは

日本の金融業界は、自前ですべてに対応することをよしとする「自前主義」の考え方がいまなお根強く残っており、
個々の金融機関としても、業界全体としても、欧米諸国に比べて生産性・収益性が劣後している状況にあります。
日本資産運用基盤は、このような「自前主義」の考え方から金融機関を解放し、
自らにない強みを持った外部金融機関・非金融機関と連携することで、
自らの強みに集中するような新たな資産運用ビジネスの事業モデルの再構築を支援する「基盤」の役割を担っています。
個々の金融機関の資産運用ビジネスの最適化の事例を積み上げ、範を示すことを通じて、
日本の金融業界全体の最適化を実現することが私たちのミッションです。

成熟フェーズに入った日本では、生活者の将来の豊かな生活の実現のためのインフラという観点でも、
日本の経済成長のエンジンという観点でも、資産運用業界が担う役割は非常に大きいことは間違いありません。
金融機関の資産運用ビジネスの最適化を通じて、資産運用業界の生産性・収益性を高める。
そうして日本を豊かにし、生活者の皆さまの将来を豊かにするような資産運用サービスが提供されるような環境を整える。
それが日本資産運用基盤が目指す未来です。

たとえば、同じ「地域銀行」という業態であっても、所在する地域の経済状況や競争環境などによって、
その資産運用ビジネスの最適な事業モデルは異なります。
そこに単に出来合いのシステムを当てはめることだけが日本資産運用基盤の「基盤」サービスではありません。
個々の金融機関の事業目的や課題と向き合い、柔軟な発想で最適なソリューションを「設計」し、
必要な「基盤」を提案・提供するのが私たちの役割です。
この柔軟な「設計力」は、特定の金融グループに属さない独立的・中立的な立ち位置で、
「金融ビジネスを最適化する」という熱い想いで集まったメンバーの高度な金融専門性に支えられています。

日本資産運用基盤は、システム開発会社や業務BPO会社、コンサルティング会社ではなく、「基盤」ソリューションプロバイダーです。
つまり、私たちが提供する「基盤」サービスは、単なる業務運営システムや業務BPOサービスではありません。
私たちは、金融機関のパートナーとして、「裏」ではなく「横」に伴走し、
その資産運用ビジネスの最適化や成長に必要なこと「すべて」を総合的にお手伝いしています。