資産運用ビジネスの発展において先行する欧米諸国では、資産運用会社(アセット・マネジメント・カンパニー)は投資判断と運用に専念し、「ファンド・マネジメント・カンパニー」と呼ばれる専門事業者が投資運用ファンドの設定・運営管理を行うという分業体制が確立されています。このような役割分担が整備されているため、資産運用会社は生産性・収益性が高く、投資家はより多様なサービスにアクセスできるというWin-Winの状況にあります。
一方、日本では、資産運用会社がアセット・マネジメント業務に加えてファンド・マネジメント業務を一体的に担う構造が続いており、その結果、資産運用ビジネスへの参入は容易ではなく、業界全体の効率性や創造性の向上を妨げる要因となっています。投資家の視点から考えても、新規参入の停滞は、多様な投資・資産運用サービスへのアクセスが制限されてしまうことを意味しています。
私たちJAMPファンド・マネジメントは、日本版ファンド・マネジメント・カンパニーサービスを通じて、新しい資産運用会社の投資信託ビジネスへの参入や既存の資産運用会社の事業モデルの再構築を支援します。
こうした取り組みにより、資産運用業の高度化やインベストメントチェーンの活性化を促進し、ひいては持続的な経済成長と、国際金融都市としての日本の地位向上に貢献してまいります。
JAMPファンド・マネジメント
株式会社
代表取締役社長
大原 啓一