
メガバンクからスタートアップへ 「金融業界を変えたい」という志が、私のキャリアを動かした

メガバンク時代の出会いが、人生を変えた
日本資産運用基盤との最初の出会いは、私がメガバンクで法人融資を担当していた頃でした。当時はまだ創業間もないスタートアップでしたが、彼らの提案内容や業界への問題意識、そして何より「金融業界を根本から変えたい」という強い志に、私は衝撃を受けました。
その出会いは、私自身が抱えていた「このままではお客さまの本質的な課題に応えられないのではないか」という思いを明確に言語化してくれるものでした。数年後、転職を考え始めたとき、真っ先に頭に浮かんだのが日本資産運用基盤でした。
メガバンクで芽生えた「違和感」、それが転職の原点
その後、地方都市へ転勤となりましたが、そこでの経験が私の価値観を大きく揺さぶりました。地域金融機関が地元企業と深く結びつき、真に必要とされる存在になっている一方で、メガバンクでは提供できるサービスに限界があり、次第に「この仕組みのままで、本当にお客さまの幸せに貢献ができるのか?」という疑問が膨らんでいきました。
その時に浮かんだのは、以前担当していた日本資産運用基盤でした。創業者/大原社長の「金融業界を最適化したい」というビジョン、閉鎖的な業界構造を打ち破り、水平分業によってそれぞれの強みを活かす新しい金融の仕組みを創る、この志を思い出し私は転職を決意しました。
3度断られても、この会社に賭けたかった
日本資産運用基盤への転職を決意し、大原社長に連絡したところ、「こんな小さな会社より、大企業でキャリアを積んだ方がいい」と、まさかの入社拒否。それでも私は、この会社が描く未来に強く惹かれていました。
「自分がこの会社を成長させる」そんな覚悟があったからこそ、3度断られても諦めず、最終的には「カバン持ちでも良ければ」と、社長のサポート役として入社することができました。
肩書きではなく、志に賭けた選択でした。
「ゼロから創る」挑戦と、「信頼を築く」覚悟
入社当時は、社員が20名にも満たないスタートアップ。前職とはまったく異なる環境でした。特に「ゴールベース・アプローチ事業」は、世の中にまだ存在しないサービス。契約書のひな形も、資金回収の仕組みも、すべてが手探りでした。
時にはお客さまから厳しい言葉をいただくこともありました。しかし私は、「お客さまから逃げない」と決めていました。トラブルこそ信頼を築くチャンス。銀行員時代に学んだこの姿勢が、今も私の軸になっています。
ゼロから創り上げたサービスが、証券会社や銀行に導入された時の達成感は、言葉では言い表せません。特に、初めて地方銀行との取引が実現した瞬間は、私にとって大きな自信となりました。
組織を動かす力「みんなの会社」へ
入社してから社員数増え、会社は着実に成長しています。人数が増えると、業務の分担が進む一方で、部署間の連携が希薄になりがちです。
私は営業チームのメンバーが誇りを持って働けるよう、会社のビジョンを共有し、部署の垣根を越えた連携を意識しています。営業の熱意が会社全体に伝わるよう、お互いの仕事の価値を理解し合える環境づくりに力を注いでいます。
社員一人ひとりが「自分がこの会社を支えている」という当事者意識を持っていることが、成長の原動力になっています。
「社会を変える力」を、あなたのキャリアに
日本資産運用基盤の最大の魅力は、「社会を変える力」があることです。金融業界の構造を変え、より良い社会を創るというビジョンを全社員が共有しています。
大手企業で組織の壁に息苦しさを感じている方もいるかもしれません。そんな方にこそ、私たちの挑戦に加わってほしい。専門性を活かし、業界の閉塞感を打ち破る情熱を持った仲間が、ここにはいます。
今後は「ゴールベース・アプローチ事業」を全国80以上の地方銀行に広げ、金融業界の新たなプラットフォームを築いていくことを目指しています。
この大きな目標に向かって、私たちと共に挑戦し、未来を創る仲間を心から歓迎します。